「いかのおすし」を学習し、不審者（左）を警戒する子どもたち

【新ひだか】三石歌笛の歌笛保育園（山田捷子園長、園児27人）の防犯・交通安全教室が12日、堀商店前の駐車場で行われ、園児15人が参加して交通ルールなどを学んだ。

　この日は、加藤雅之歌笛駐在所長が保育園を訪れ、防犯標語「いかのおすし」や信号機の渡り方などで園児たちは楽しく防犯や交通ルールを学んだ。静内署の菅晃伸生活安全係長が不審者役を演じ、北海道警察マスコットキャラクターの「ほくとくん」も参加した。

　園児たちは、イラストなどを見ながら防犯標語「いかのおすし」の説明を聞き、「知らない人についていかない」「おおごえをだす」「すぐにげる！」「おとなにしらせる」などのポイントを学んだ。

　この後の体験訓練では、不審者から声を掛けられると、学んだことを実践し、大声を出しながら、こども１１０番「ポニーの家」に登録されている堀商店に飛び込み、不審者の服装や特徴などを大人に伝えた。最後に「助けて！」とみんなで大声を出す練習を繰り返し、「知らない人には絶対についていかないようにしたい」と話した。

　この後、園舎までの歩道を歩きながら「道路を渡るときは、右、左もう１回右を見て手を上げて渡る」「駐車場などの車の近くや道路の縁石で遊ばない」―などを約束した。