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十勝毎日新聞

LINEで欠席連絡 小中にも 教員負担減、保護者も便利に【士幌】

欠席連絡機能がある士幌町のLINE画面

 士幌町教委は、小中学校の児童・生徒の欠席や遅刻、早退を保護者がスマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡するシステムの導入に向けて検討を始めた。町内の小学校3校、中学校1校で来年度のスタートに向けて関係者と協議している。町教委は「学校と保護者双方の利便性向上につながることで、負担軽減につながればいい」としている。

 町教委によると、導入すれば道内では珍しく十勝管内では初めてとなる。町内では、認定こども園なかよしが既に同システムを活用している。

 ラインの画面メニューから、児童・生徒の氏名を入力、「欠席連絡」「遅刻連絡」などの項目選択、「体調不良」「風邪」などの理由をチェックして送信するシステム。連絡は24時間できる。

 これまでは朝の時間帯に電話連絡が集中していた。町によると、同園では導入後、保護者からの電話への対応がなくなり負担が減ったため、働き方改革につながっているという。

 同園に3歳児の園児を預けている保護者の瀬戸康之さんは、「こちらが忙しい時にラインで欠席連絡などできて便利になった。ありがたい」と話す。

 町内小中学校の教職員の時間外勤務は昨年度、小学校が1カ月当たり22時間42分(前年比4時間55分減)、中学校は35時間36分(2時間32分減)。いずれも減っているが町教委は「教員の労働環境を改善し、余った時間を有効に活用できれば」としている。

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