大通地区をねり歩く園児たち

【様似】秋の火災予防運動（15～31日）に伴い18日、様似町幼児センターの年長組と年中組計30人が大通から錦町まで防火啓発パレードを行い、地域住民へ火の用心を呼び掛けた。

　同パレードは地域住民に対し防火思想の普及を図り、また園児に対しても消防への関心を持たせて防火思想の啓発を図ることが目的。

　この日は大通１のスポーツセンター前に年長と年中組の園児計30人が集合し、町消防団の山中仁志団長、佐々木健一副団長、女性消防団員２人らと記念撮影後、パレードに出発。

　園児たちは防火法被に身を包み、「戸締り用心　火の用心」と声を出しながら団扇を叩いて大通からふれあい広場のある錦町まで練り歩き、パレードを一目見ようと現れた見物者に火の用心を呼び掛けた。

　同広場に到着した園児たちは、日高東部消防組合様似支署の職員たちからサポートを受けながら、年長組は防火衣と防火ヘルメットを身につけて２人１組での放水体験、防火アトラクションとして年中組などの園児たちは消防車に乗せてもらったり、水消火器放射、煙体験などを通して火災の危険性を学んだ。