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網走タイムズ

不審者の対処などを学ぶ 網走潮見地区で防犯研修会

不審者役の署員と、子ども役のほくとくんの寸劇で対処を学んだ

 【網走】市内潮見地区の防犯に関する研修会「安心安全に暮らせる潮見(まち)~みんなで守ろう たいせつな子どもの未来」が、潮見コミセンで行われた。

 同地区の未来を担う子どもたちを守るため、また高齢者の交通安全や市内でも被害が出ている特殊詐欺についても知識を深めようと、市生活支援体制整備事業の潮見地区協議体が開いたもの。地域の子どもたちを含む住民約40人が参加した。

 はじめに、網走署駒場交番の署員が防犯について講話した。

 この中で署員は、潮見地区で起きている犯罪は窃盗が最も多く、次いで暴行、器物損壊や軽犯罪法違反、不同意わいせつなどとなっていることを紹介した。  その上で、子どもの安全を脅かす不審者がいた場合、どのように対処すればよいかを解説した。

 登場したのは、不審者役の署員と道警のシンボルマスコット「ほくとくん」。子ども役のほくとくんが公園で遊んでいる時など、状況ごとの対処の仕方を寸劇形式で実演した。

 子どもが取るべき行動のみならず、不審者役の署員がその時のねらいや心理なども解説。分かりやすい内容に、地域住民もうなずきながら講話を聞いていた。

 このほか、研修会では介護や医療といったサービスの相談をはじめ、地域ぐるみで高齢者を支える「包括支援センター」の役割についても説明した。

 この研修会は、市が実施主体で、市社協に委託している「生活支援体制整備事業」を活用したもの。

 団塊世代が75歳(後期高齢者)になる2025年を目途に、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域ごとに「元気(介護予防)」と「支え合い(生活支援)」を広げるのがねらいで、町内会の地区割りでもある「地区連」を基盤に、市内17カ所で推進。各地区の特性を生かした取り組みを進めている。

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