足寄町愛冠地区を盛り上げようと、地域の有志が立ち上げた初のイベント「アイカップフェスト」が21日午前10時から午後2時まで、旧愛冠駅(町愛冠35)を中心に開かれる。愛冠駅ホーム跡には過去の懐かしい写真を展示。洋食の提供や野菜販売のほか、林業の町らしく木を使った遊びなど、多彩に展開する。
企画したのは、「アイカップふるさと再生プロジェクト」。同地区出身で札幌のラジオ局でディレクターとして長年勤務した後にUターンした、町地域おこし協力隊員の神本英邦さん(58)と、幼なじみで北海道木育マイスターの佐々木昭彦さん(53)、駅舎を改修し期間限定で洋食を提供している「コビトの台所」経営の岸友也さん(39)、同地区の餌取農場の餌取靖徳さん(38)の4人で構成する。
旧愛冠駅は、道の駅あしょろ銀河ホール21から陸別方面へ約6.5キロの所にある。「自分たちが子どもの頃と比べて人口は減り、寂しくなっているので、なんとか元気付けたい」(神本さん)と、それぞれの特性を生かして地域に貢献できることを考えた。
当日はコビトの台所で、十勝放牧黒豚のポトフや焼き秋ナスのポタージュ、アップルパイなどを販売。佐々木さんが所属する町内の林業グループあしょろ岐志会は木育を担当する。カラマツの木を使った椅子やウッドキャンドル制作、木の人形作りなどをサポートする。
地場産野菜の販売も行う。町木質ペレット研究会はペレットストーブブースを設置する。
また、同地区や銀河線線路跡地を約1時間半かけてのんびりと散歩する「アイカップウォーク」は午前11時から。希望者は同10時40分までに会場に集合するとよい。佐々木さんは「町内外の人に秋の一日を楽しんでもらえれば」と話している。
ごみ削減のため、飲食の提供では容器持参(貸し出し50円)、野菜販売では来場者のマイバッグ持参を推奨している。
少雨決行。問い合わせは主催者へEメール(icupfest@gmail.com)で。
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