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室蘭民報

笑顔乗せ中島巡る 無料「らんらんバス」運行開始

中島地域を循環する「らんらんバス」

 室蘭商工会議所(中田孔幸会頭)は13日から、室蘭・中島エリアを巡る無料循環バス「らんらんバス」の運行を開始した。晴天にも恵まれたほか、年金支給日ということもあり、多くの地域住民らがバスに乗車してまち中散策や買い物を楽しんでいた。

 国の補助金「面的地域価値の向上・消費創出事業」を活用した中島地区再生プラン実証事業の位置付け。道南バス(長谷川義郎代表取締役社長)が協力する。

 運行ルートは2パターン。右回りルートは、ヤマダ電機前を出発してサンプラザ、JR東室蘭駅西口に向かう。知利別町を経由してドミノピザ、伊達信用金庫などを通りヤマダ電機前に戻るルート。左回りは、北洋銀行から日昇堂へと進む右回りの逆コース。午前、午後の時間帯で15分置きにバスが運行する。

 フロントガラスや車内左側の窓ガラスに「らんらんバス」と記された車両が各停留所を回った。この日は年金支給日ということもあり、高齢者を中心に多くの地域住民らがまち中に出かけた。

 ヤマダ電機前から右回りルートを1周した女性2人組は「いつもは買い物をして帰るだけ。天気もいいことで、せっかくの機会なので乗ってみました」と時刻表が記された新聞を持ち、笑顔で乗り込んでいた。

 利用者にはアンケートを行っており、商議所は「15分ごとにバスが来るので、中島地区での買い物に便利。年齢問わず無料で乗ることができるので、ぜひ利用してもらいたい」と呼びかけている。

 同日を含め計4回運行する。同日と12月15日は年金支給日で高齢者を中心とした乗車を見込む。

 11月11日の土曜日は、週末での多世代利用を想定。年金支給日ではない同15日は平日の乗車ニーズを探る。

 同商議所では実証事業の一環としてこれまで、ビアガーデンやライティングパフォーマンス、知利別川クルーズの夜間特別運航「ナイトクルーズ」、室蘭工業大学の学生を対象とした「レンタサイクル」などを行っている。

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