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日高報知新聞

早急に復興に努めたい 堀井衆議 大雨被害の様似を視察【様似】

被災状況を視察する堀井衆議(中)

【様似】内閣府副大臣の堀井学衆議=自民党、比例代表道ブロック=が8日、5日の大雨による被災状況を視察した。

 この日、堀井氏は管内選出の藤沢澄雄、小林雄志両道議、道開発局室蘭開発建設部の佐々木純部長、道建設部建設政策局の橋本雄太施設防災担当局長、日高振興局の生田泰局長、泉智夫副局長(建設管理部担当)らとともに様似町役場を訪れた。荒木輝明町長、木下行宏副町長、町議会の八木田和浩議長、小野哲弘副議長、坂本好則議員ら町議から町内の被害状況を聞き、通行止めとなった西町の国道336号寒別橋、鵜苫の土砂崩れ現場などを視察した。

 様似町役場では荒木町長が「町民の生活、経済に大きな打撃を受けた。住民の生活を支える道路が寸断され、大変な思いをしている」と被災状況に触れ、「災害時の避難路確保は急務」として支援を要望した。内閣府副大臣として防災を担う堀井氏は「あらためてお見舞い申し上げたい。2人の道議とも連携し、各庁連携を図り様似町に対してどのようなサポートができるか、早急に復興に努めたい」とし、出席した関係機関には「10月に入ったばかりで、まだ台風による雨なども懸念される。スピード感を持って対応し住民の安全安心の確保をお願いしたい」と述べた。

 町、道、国の担当から、それぞれ状況説明があり、日高振興局の生田局長らは、治山ダム設置や保安林指定など協議・検討する述べ、「早期の災害査定と復旧を進める」とした。

 この後、被災現場を視察し、「国や道、町と連携し迅速に復旧に取り組む必要がある。予算の確保など、しっかり関係省庁に働きかけたい」と強調。「えりも~様似~浦河の長年の懸案事項でもあるバイパス的な役割を果たす代替道路についても解決してまいりたい」と話した。

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