かごしま国体に出場するアレアレアＦＣの橘さん（中）と本庄監督、大野町長（右）と田中伸幸副町長（左）

【新ひだか】13～16日に鹿児島県で開催のかごしま国体サッカー競技少年女子北海道代表（Ｕ16）に選出された静内中３年の橘彩珠（あしゅ）さんが５日、所属するアレアレアの本庄宏太郎監督（37）とともに役場静内庁舎を訪れ、大野克之町長に健闘を誓った。

　橘さんは、兄の影響で町内のサッカー少年団「アレアレアＦＣ」に５歳で入団し、練習や試合を重ね技術を磨いてきた。中学１年時には、道内各地から選ばれた小中学生が合宿する「北海道トレセン」のメンバーにも選出。今年５月には女子サッカーのプレナスなでしこリーグ２部に道内から参戦する札幌市のノルディーア北海道とアレアレアＦＣが提携を結び、６月から同チームの試合にも参戦している。

　大野町長は、「勝敗は別として、違う世界を見て、何かを見つけて持ち帰って、チームに伝えてほしい。体調に気をつけて経験を積んできてほしい」と激励し、橘さんは「（出場の）チャンスがあれば、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と意気込んだ。本庄監督は「北海道代表の自覚を持って、プレーや行動をしてほしい。成長して帰ってきてほしい」と期待した。

　全国から16チームが出場する国体の北海道代表チーム（選手15人）は、13日午後２時から鹿児島県霧島市国分運動公園多目的広場で、東京都代表チームと１回戦に臨む。