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日高報知新聞

秋晴れの1日を楽しむ えりも海と山の幸フェスティバル【えりも】

サケつかみ捕りでハッスルの参加者

【えりも】えりもの秋を彩る「第42回えりも海と山の幸フェスティバル」(実行委主催)が1日、スポーツ公園運動広場で開かれ、町内外から3500人が来場して、サケつかみ捕りや郷土芸能、餅まき大会、食べ歩き、特産品購入などで秋晴れの1日を楽しんだ。

 実行委員長の大西正紀町長は「全国的な猛暑も一段落して各地で秋祭りが開かれているが、イベントのメインであるサケのつかみ捕りは、海水温の上昇などで不漁が続いているため、日高さけ・ます増殖事業協会の支援で実現。多くの団体の出店でイベントを盛り上げてくれたことに感謝する」と述べて開幕した。

 サケつかみ捕りは抽選券が先着500人に配付されるため会場は長蛇の列に。場内ではえりも漁協女性部のサケ鍋無料提供とイクラ丼の格安販売や、航空自衛隊襟裳分屯基地によるカレーうどん(400食限定)の無料提供にも行列ができる人気ぶり。

 高校生カフェでは、日高信用金庫がえりも高校の「風極プロジェクト同好会」が実施する地元産食材を使った商品開発の支援。えりも食品の「しぐれ昆布」のパッケージ改良を、町在住の大場智仁グラフィックデザイナーの協力で完成した2種類のパッケージで販売。信金えりも支店の扇谷芳憲信金支店長も店頭に立って販売した。

 メインのサケつかみ捕りには、500人の抽選を突破した100人が2班に分かれて挑戦。約70平方㍍のいけす内を元気に逃げ回るサケに悪戦苦闘しながらつかみ捕って満面の笑み。帯広市から参加の中年女性は「サケの飛び跳ねる力にびっくり。雌サケだったと聞いたのでイクラ丼にして食べるのが楽しみ」と満面の笑み。

 会場広場では、町民吹奏楽団(嵯峨直樹団長)とえりも中吹奏学部の演奏会が行われ、「アイドル」、「ルージュの伝言」「津軽海峡冬景色」、「襟裳岬」など6曲を軽快に奏で、ダンスサークル・E―Hearts(岩間典明代表)の高校生から小学生のメンバーがリズミカルなダンスを軽快に披露した。

 フィナーレはもちまき大会の大人の部。餅には町内特産品がプレゼントされるシールが付いているため、数百人がやぐらを取り囲み大盛り上がり。苫小牧市から来場した安住幸夫さん(55)は「家族で来て楽しみました。若い人たちがイベントを盛り上げている姿は頼もしい」と話した。

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