「ゲーリング」世界大会 12チームが熱戦 初代王者は萩友会Aチーム 白老
白老町発祥の軽スポーツ「ゲーリング」の第26回町ゲーリング大会(町教育委員会主催)が9月30日、町コミュニティーセンターで開かれた。この競技の愛好者や大会参加者には高齢者が多く、町教委では子どもや若者にも親しまれ大会参加者も広がるよう、今大会から「世界大会」とした。初代世界王者を目指し、参加した町内12チームの36人は熱戦を繰り広げた。

初代世界王者を目指し、繰り広げられた「ゲーリング」の世界大会
ゲーリングは、ゲートボール、カーリング、パークゴルフの要素を合体させた室内競技。全長7メートル、幅1メートルのコートの中心にある得点円を狙い、パークゴルフ用のクラブでゲートボールの球を五つずつ交互に打ち合う。得点円の中は0~30点に区分けされ、1試合につき5セット、1チーム3人の合計点数を競う。
愛好者の中心が高齢者で、大会は高齢者の健康づくりと交流を目的に開催されてきたが、近年は小学校の部活動にゲーリングが取り入れられるなど裾野が広がっている。このため町教委は、今後、積極的に働き掛けて参加者の年代やエリアを広げ、生涯スポーツとして普及を進める考え。大会が昨年25回の節目を迎えたことを踏まえ、今回から世界大会とした。
同日の大会はトーナメント方式で行われ、決勝戦では萩友会A、Bの両チームがしのぎを削った。町民約60人が見守る中、初代世界王者には萩友会Aチームの福澤繁友さん(87)、坂井昭治さん(78)、森園紀美子さん(78)が輝いた。
福澤さんは「チームの協力や技術だけでなく、運にも左右される」と競技の魅力を語り、坂井さんは「来年の防衛戦に向けて練習しなくちゃ」と満面の笑み。森園さんは「4年ぶりのゲーリングだったが、まさか世界王者になれるとは」と驚いていた。
会場では町健康福祉課の職員が健康チェックのブースを設けたり、社台のNPOウテカンパ所属のコミュニティナースが健康相談に応じたりした。
第1回大会は1996年。かつては町スポ・レク推進連合会が主催し、苫小牧市や旧早来町(現安平町)、伊達市などからも参加していた。
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