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釧路新聞

11月4日、釧路で伊藤賢吾フレンドリーマッチ【釧路市】

 釧路市出身の元アイスホッケー選手で、昨季まで釧路を本拠地とする国内トップチームで活躍した伊藤賢吾さん(44)の功績をたたえるイベント「伊藤賢吾フレンドリーマッチ」が11月4日午前10時から、釧路アイスアリーナで開かれる。伊藤さん本人も戦うエキシビションマッチや引退セレモニーなどを行う。入場無料。

 伊藤さんは釧路市で生まれ育ち、アイスホッケーは小学2年生から始めた。釧路新川小、釧路北中、釧路工業高で腕を磨き、1997年に地元実業団の日本製紙クレインズに入団した。走攻守そろったDFで、積極的な攻撃参加は``賢吾ダッシュ、、と呼ばれ何度もチームの勝利に貢献、ファンを沸かせた。2019年3月の日本製紙廃部後も現役を続行。クラブチームとして発足したひがし北海道クレインズに4シーズン所属し、プレーを通じて「氷都くしろ」を盛り上げ、多くの若手選手に影響を与えた。

 伊藤賢吾フレンドリーマッチは同実行委(白間勝美、西脇雅仁両委員長)の主催。エキシビションマッチは4部構成で、小学校、中学校、高校の部、さらに元アジアリーガーも参加するメインの部を行う。伊藤さんは全試合で氷上に登場。後輩に胸を貸し、かつての好敵手としのぎを削る。引退セレモニーは午後3時15分からで、伊藤さんがトップリーガーとして奮闘した26シーズンを振り返り、ファンに別れを告げる。

 本来、引退セレモニーを開くべき、ひがし北海道は経営難に陥り、9月16日開幕のアジアリーグ2023―24シーズンの不参加が決まっている。釧路のトップチームの来季参戦が不透明な状況下、伊藤さんは「お祝いムードではない」と固辞してきたが、地元関係者の強い思いで実現に動きだした。伊藤さんは「引退後、直接、ファンに感謝の気持ちを伝えられていなかった。ありがたい機会。多くの人と交流したい」と話している。

 会場運営は、21―22シーズンまで、ひがし北海道の後方支援組織を担った鶴援隊(寺山博道代表)が再結集、力を尽くす。クレインズ時代に苦楽を共にした西脇委員長は「来場者数は満員御礼の3000人が目標。朝から夕方までずっと楽しめる一日にする。ご期待ください」と笑顔。勤務先として競技人生を支えた白間委員長は「往年の名選手も集結する。釧路にはアイスホッケーが大事だということを再認識するイベントにしたい」と来場を呼び掛けている。

インターネットで「伊藤賢吾フレンドリーマッチ」開催を告知

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