登別・ＺＩＮＫＡも所属

公演をＰＲするポスター

　大阪を拠点に活動するプロの和太鼓団体・太鼓芸術鼓宮舞（こくぶ）の初となる北海道公演（室蘭民報社など後援）が１０月１日、室蘭市輪西町の市民会館で開かれる。同チームには登別の兄妹和太鼓ユニット・和太鼓ＺＩＮＫＡも所属。「ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＬＩＧＨＴ　光の中へ」をテーマに迫力の演奏を披露する。

　大阪府柏原市に拠点を置く鼓宮舞は１９９８年に設立したプロ団体。主に関西圏のほか、近年では海外にも活躍の場を広げている。

　２０２０年にはＺＩＮＫＡもメンバーに加わり、今年１月から実施した３年ぶりとなるヨーロッパツアーにも参加。４カ国３９都市で公演し、総動員数３０万人に日本が誇る和太鼓のサウンドを届けた。

　公演では関西圏の若手奏者を中心に２０～５０代の９人が迫力のサウンドを届ける。ヨーロッパツアーでも最大級の拍手喝采を受けた登別に伝わる北海太鼓の演目も披露。ＺＩＮＫＡの金澤綾花さんは「世界に通用する北海太鼓を多くの人に見せ、伝えたい」と話す。

　当日は午後３時開場、同３時半開演。入場料は前売り券４千円（当日４５００円）、高校生以下は２千円（同２５００円）。未就学児は無料。チケットはぷらっとてついち（室蘭市輪西町）、登別中央ショッピングセンターアーニス（登別市中央町）のほか、インターネット＝ＱＲコード＝でも販売している。

　公演前の午後１時半からはＺＩＮＫＡが主催する和太鼓子ども教室「ＴＡＩＫＯ　ＮＯＮＮＯ」の発表会も行う。会場では子ども限定の和太鼓無料体験も実施する。入場無料。

　問い合わせはＺＩＮＫＡの金澤仁裕代表、携帯電話０９０・６９９０・７７１６へ。