テント内で紙芝居を読み聞かせたおはなし会

　豊浦町教育委員会主催の「とようら図書フェス」が２、３日の２日間、船見町の町中央公民館内図書室などで開かれた。除籍本の無償配布や絵本の読み聞かせを実施。焼き菓子や蜂蜜の販売などもあり、好天にも恵まれ、２日間で計３００人以上が参加しにぎわった。

　「豊浦をもっと知る！」をテーマに企画。６年ぶりに修繕された蒸気機関車「Ｄ５１　９５３」の特別公開では、ＳＬの運転席に座って記念写真を撮る姿が見られた。

　読みきかせ「おはなし会」では、テントの中で紙芝居や絵本を気軽に聞くことができ、大人も子どもも楽しんだ。茶話会「豊浦の今昔」では、地元在住の７０～９０代の高齢者が体験談を話した。訪れた人は過去の話に興味津々な様子だった。

　同フェスを締めくくったのは洞爺湖を拠点に活動する音楽ユニット「ｕｅｒｕ」のライブ。癒やしの音楽で会場を包み込んでいた。