人気の手作り弁当を買い求める客

【新冠】社会福祉法人新冠ほくと園（湯沼博理事長）は、中央町の道の駅サラブレッドロード新冠に隣接する商業施設「にいかっぷキッチン」の販売スペースに町内産の野菜や弁当を販売する「おうちごはん屋えましあ」を、13日にグランドオープンした。

　同店は、もともと青果店が入っていた入口付近に開店。毎朝、町内の８農家（小山田、小野、蔭、藤田、高瀬、南、みーやん、椎名農園）が持ち寄るピーマンやトマト、キュウリ、ニンニク、ナス、カボチャ、玉ネギ、ジャガイモ（とうや）などの採れたて野菜を販売している。さらに、店内で調理したピーマンの丸焼き（１個１００円）やアスパラ焼き（３８０円）などの販売もある。

　弁当の販売は13日から開始し、限定40食が10分程度で売れ切れ大人気となった。運営施設で提供する食事に利用するなどして食材・食品ロスを減らす「ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）」の実践にも取り組む。

　17日のこだわりの弁当は、ガツンとカレー（税込８６０円）やえましあ手作りまんぞく弁当（税込８６０円）、プレミアム冠豚とんかつ弁当（税込１千円、喜一郎ＭＥＡＴ）、節婦浜の窯焚きタコ刺し丼（税込７５０円）などで、11時半からの販売開始を待ちわびた客が、次々と弁当を買い求めていた。

　坂本直弘マネージャー（42）は「オープン以来、野菜も手作り弁当も順調に売れている。多くの皆さんに利用してほしい」と話している。

　営業時間は午前10時から午後６時。月曜定休日。問い合わせは、サポートセンターえましあ（☎０１４６・４７・２２９９）へ。