【釧路町】自然の中で多彩な音楽を満喫する「ＢＥＰＰＯＰＡＲＫＦＥＳ２０２３（ベッポパーク・フェス、実行委主催）」が１８、１９の両日、別保公園で開かれる。コロナ禍で過去３年間は中止したため、４年ぶりの開催。今回は会場に二つステージを設置し、地元の音楽愛好家らがエネルギッシュな演奏で来場者を楽しませる。

　音楽で釧路市阿寒町布伏内地区を活性化する「楽音古潭」が２０１６年に終了後、このイベントの関係者らが「みんなで音楽を楽しめる場をつくろう」と、翌１７年に実行委員会（真野知也委員長）を立ち上げ、同フェスをスタート。「日本で一番涼しく、熱い夏フェス」をキャッチフレーズに、サクラの名所と知られる自然豊かな同公園で地元バンドなどが演奏を披露してきた。

　４年ぶり４回目となる今回はロック、フォーク、ジャズなど、１０～６０代のアマチュア音楽家約２０組が出演する。会場内に「ツリー」「フラワー」の２ステージを設け、ツリーではバンド演奏、フラワーでは弾き語りなどのソロの演奏を中心に披露。会場にはキッチンカーが出店し、飲食ブースや雑貨などのフリーマーケットも開設する。 　真野委員長は「コロナで中断を余儀なくされてきたが、今年は日常を取り戻し、音楽で元気を届けたい」と来場を呼び掛けている。雨天決行。キッチンカー、飲食は出店者を募集している。１８日は午後４時から同９時、１９日は午前１０時から午後９時。問い合わせは実行委の佐々木さん０８０（５５８２）８１４１へ。

ＢＥＰＰＯＰＡＲＫ　ＦＥＳ」への来場を呼び掛ける実行委員長の真野さん