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網走タイムズ

小中学生招きサッカー教室 網走合宿のマイナビ仙台とジェフ市原

子どもたちとミニゲームでプレーする選手

 【網走】国内女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」のマイナビ仙台レディース、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが、それぞれ網走市内で合宿。このほど、両チームが合同でオホーツク管内の小中学生を招き、サッカー教室を開いた。

 参加したのは、管内のサッカーチームで活動する小中学生や未就学児など、約30人。当初は網走スポーツトレーニングフィールドで行う予定だったが、雨のため急きょ、オホーツクドームでの開催となった。

 子どもたちは、未就学児―小学2年生、同3年生―5年生、同6年生―中学生と、3つのグループに分かれ、それぞれ両チームの選手が数人ずつついて練習した。

 ドリブルからゴールめがけてシュートを打つ練習では、選手の間をすり抜けるようにドリブルしていくと、勢いよくシュート。キーパー役の選手も無理にボールを止めることなく、子どもたちがゴールを決めるたびに「ナイスシュート」などと声をかけていた。

 教室の後半は、グループごとにミニゲームが行われた。とはいえ、こちらもルールに沿った真剣なものではなく、ボールが2つあったりと〝ゆるーい〟ルール。

 選手たちも両チームに入ったが、やはり真剣にボールを追いかけたりせず、時には子どもたちにボールを奪われることも。和気あいあいとゲームが進み、ドームには子どもたちの歓声が響き渡っていた。

 教室を終え、ジェフ市原の今田紗良選手が講評。「これからもサッカーを楽しんでもらえるよう、応援しています」と、子どもたちを激励した。

 最後は、両チームからグッズのプレゼントを受け取り、全員で記念写真。子どもたちはあこがれのプロ選手と写真に収まり、終始笑顔が絶えなかった。

 網走市サッカースポーツ少年団の赤川心愛(ここあ)さんは「選手たちは、ボールをどうコントロールしているかなどを見ていたけど、シュートもトラップも上手で、すごいと思った。私も、プロの選手のようにプレーしたい」と話していた。

 マイナビ仙台の國武愛美選手は「みんな積極的にボールを触ってくれたので、よかった。周りの仲間、チームメートがサッカーを楽しめているかを考えながらプレーしてほしい」と、子どもたちに期待していた。

 ジェフ市原は4日から12日まで、マイナビ仙台は1日から7日まで、それぞれ網走で合宿。網走は例年になく暑い日が続いたが、國武選手は「仙台に比べたら、過ごしやすかった。天然芝の良い環境で合宿できた」と話していた。

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