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釧路新聞

夏の熱気完全復活 くしろ港まつり開幕【釧路市】

大勢の来場者でにぎわう会場を盛り上げる太鼓の演奏

 釧路の短い夏を盛り上げる「第76回くしろ港まつり」(くしろ港まつり会主催)が4日、開幕した。今年は4年ぶりに「大漁ばやし」「市民踊り」「音楽」の三大パレードが復活。昨年に続き、メイン会場は北大通から釧路港東港区耐震旅客船ターミナルに変更となったものの、露店と一体となった会場には、4年ぶりの完全復活を待ち望んだ市民らの熱気であふれた。

 初日は心配されていた雨模様から一転し、空には晴れ間が広がった。市街地の最高気温は26・8度と盛夏にふさわしい気温となり、午前10時から開店した露店は大勢の子供たちでにぎわった。留萌市から家族で帰省中の藤森智子さんは「太鼓の演奏が素晴らしかった。まつりも元に戻ってうれしい」と笑顔。インターハイ女子バレーボール競技のため来釧した高校生の姿もあり、川崎市から訪れた後藤絆那さんは「くしろは本当に涼しくて、夏のスポーツにはとても環境が良かった。お祭りもみんなで楽しんでいます」と話していた。

 午後5時からは会場内の市民広場ステージで開会式が行われ、蝦名大也市長が「素晴らしい天気の中で開会できることを大変うれしく思う。4年ぶりに完全復活した港まつりの3日間を楽しんでほしい」とあいさつし、同会の遠藤浩昭企画委員長が開会を宣言。北海道くしろ蝦夷太鼓保存会や釧路太平洋太鼓保存会の力強い演奏、子供たちによるリズミカルなダンスステージが開幕に花を添えた。

 5日は午前8時から、釧路川で「釧路舟漕(こ)ぎ大会」が行われ、同ターミナルでは午後2時から「市民踊りパレード」、同7時から「大漁ばやしパレード」、同7時50分から約500発の打ち上げ花火が上がる。

 最終日の6日は、午前10時30分から釧路川幣舞橋周辺で「釧路川渡し舟」、同ターミナルでは午後1時から「音楽パレード」が開かれ、同4時30分にはまつりを締めくくる「みこし渡御」を行い、同6時に閉会式を迎える。

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