12レース発走前の平取中吹奏楽部の生ファンフーレ

【平取】ホッカイドウ競馬「びらとりｄａｙ」が２日、門別競馬場で開催中のグランシャリオナイターで開かれた。

　第１レースの「平取中応援ファンフーレ賞」を皮切りに「びらとり黒豚賞」、「びらとり和牛賞」、「サマーセール平取産馬応援特別」、「平取町軽種馬生産振興会特別」、「ＪＡびらとり（ニシパの恋人）特別」、「平取町長杯（平取すずらん）特別」など全12レースを町内主要産業経済団体などが協賛するオール平取町で開催。ホッカイドウ競馬支援と町の存在と魅力を丸ごと道内外へ発信した。

遠藤平取町長（左から２人目）と町長杯の優勝馬関係者

　このうち12レースの「平取町長杯（平取すずらん）特別」の発走前に、平取中学校吹奏楽部によるファンフーレが演奏された。レースは新ひだか町静内・グランド牧場生産のミホスローロリスが優勝。賞金１００万円を獲得し、関係者に遠藤桂一町長から副賞が贈られた。

　先着５００人の来場者には町の特産品「和牛カレー」か「トマトジュース」のどちらかを抽選でプレゼントした。

　イベントを兼ねた物販コーナーでは、びらとり和牛のサイコロステーキ、和牛レトルトカレー、トマトジュース、二風谷工芸組合の伝統的工芸品イタ（木彫りのお盆）などのＰＲ販売も好評だった。

　この日の入場者は６４２人、馬券総売り上げは５億３６１１万７０１０円となった。