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釧路新聞

「広報ねむろ」1000号に 市制とともに創刊66年目で【根室】

節目の1000号を手にする広報広聴担当の川西主査(右)と佐藤主事

 【根室】市が発行している「広報ねむろ」が、市制施行記念日の1日発行の8月号で1000号の節目を迎えた。1957(昭和32)年の市制施行から発行されて66年目。デジタル時代となってSNSでも発信されているものの、市民が一番親しんでいるのが紙媒体の「広報ねむろ」だ。

 「広報ねむろ」の創刊は57年9月10日。この年の8月1日に根室町と和田村が合併、道内23番目の市誕生を受けて発行され、創刊号は根室町時代のタイトルロゴを引き継ぎ、初の市長選、市議選の投票呼び掛けが1面を飾っている。

 月1回B4判(両面刷り)の1枚ものは、61年6月発行の36号から現在と同じA4判(4㌻)となり、76年4月発行の212号から98年4月までの22年間は月2回発行。同年5月号から増ページで月1回発行に戻り、2004年4月発行の768号から表紙と裏表紙がカラーとなった。

 市制施行後7代目の石垣雅敏市長も90年度の1年間、広報係長として、ときわ台公園に5万人を集めた根室かに祭りを「ねむろの味覚に人・人・人」の見出しで表紙に採用している。

 現在の「広報ねむろ」ロゴは明朝体で、2018年4月採用の10代目。9代目(15年4月~18年3月)の漢字ロゴは、書道家でもある市教育委員会の園田達弥部長の書が採用されている。

 1000号の表紙は、過去の広報の表紙に「創刊1000号」の文字。記事は広報の歴史や表紙を飾った市民インタビューなどで構成している。

 現在広報作製を担っているのは、2年目の川西睦美広報広聴主査(44)と5年目の佐藤伶真主事(27)の2人。川西主査は「その時その時の時代を映しており、市のことをお知らせする大事な仕事だと実感しています」。佐藤主事は「諸先輩が築き上げてきた歴史に携わることができて感慨深い」と振り返り、1001号に向けては「すべての読者に感謝の気持ちを込めて愛される『広報ねむろ』となるよう製作に努めてまいります」と話している。

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