「あつあつグルメ」魅力発信 釧路で〝研究所〟発足【釧路市】
釧路の冷涼な気候が生み出す「あつあつグルメ」の食文化を研究し、その魅力を広める市民団体「釧路あつあつグルメ研究所」(菅野貴光代表)が発足した。今後さまざまな活動を通じ「あつあつ」文化の普及、定着を目指す。
同研究所発起人で、釧路市内で飲食店を営む菅野代表によると、釧路には炉端焼きやザンギをはじめとする揚げ物、スパカツなどの鉄皿料理といった、特異な食文化が数多く存在している。これらの食文化の源流は夏は涼しく、冬は雪が少ないという釧路の気候にあるのではないかと仮説を立て、これら「あつあつグルメ」の研究と発展のため、組織の立ち上げを決意した。
また、釧路にはほかにも食文化の研究、振興を図る団体がいくつもあるが、これらは個別の活動にとどまり、互いの連携が不足しているとも認識。同研究所ではこれらを横断的かつ体系的に分類し、「あつあつ」文化の文脈で整理することを目指す。
まずは同研究所ホームページを通じて「あつあつグルメ」情報を発信する。このほかにも「あつあつ」文化の定番化を目指して多彩な活動を計画しており、「あつあつグルメ」提供店舗にステッカーを掲示するなど、独自のプロモーション活動も構想している。
発足に当たって菅野代表は「みんなに『釧路と言えばあつあつグルメ』と思ってもらえるようにしたい」と意気込んでいる。
同研究所では共に研究する仲間を募集し、飲食店や個人を会員として迎え入れている。問い合わせ、情報提供は同研究所https://946atsuatsu.com。
関連記事
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
「いい(11)夫婦(22)の日」 最高齢医師 支え合う【音更】
夫婦で田中医院(音更町木野大通東15ノ2)を営み46年目を迎えた精神科医・院長の田中章二さん(85)と、内科医・副院長のサイ子さん(86)。十勝の現役医師で最高齢となった2人は、共に大病を乗り越...
川の見回り 馬上から 悪路も悠々踏破 帯開建と畜大実験【帯広】
帯広開発建設部と帯広畜産大学は21日、帯広市内の札内川河川敷付近で馬を活用した騎馬パトロールの試行実験を実施した。馬を活用することによる河川管理などへの可能性の検討を目的とし、その効果や課題な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】