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日高報知新聞

ウイリアムソン師円さんとレミさん 新しく浦河町観光大使に任命【浦河】

浦河町観光大使に任命されたウイリアムソン師円さん(右から3人目)とレミさん(左から3人目)

 浦河観光協会(木田尚孝会長)は2日、浦河町出身の元男子スピードスケート日本代表選手で2大会連続の五輪出場を果たしたウイリアムソン師円さん(28)=山形県・タカミヤホテルグループ勤務=と、師円さんの妹で現役スピードスケート選手のウイリアムソン・レミさん(23)=札幌市・小鍛冶組所属=を新しく浦河町観光大使に任命した。

 町観光大使は地域の活性化に熱意があり、認知度を生かして町の魅力を発信することができる人に委嘱。これまでに町出身の映画監督、田中光敏さんらも任命されている。

 2人はともに浦河東部小在籍時スピードスケートを始め、浦河第二中を卒業し、スケートの強豪山形中央高校に進学。

 師円さんは高校在学中に2014年ソチ五輪(ロシア)に町出身選手として初めて五輪出場を果たし、4年後の18年平昌五輪(韓国)にも連続出場し、同大会では男子チームパシュートで5位入賞を果たした。22年3月に現役を引退し、高校時代を過ごした山形県で第二のスケート人生を歩んでいる。現在は深山荘高見屋(山形県)で仕事をしながら、母校の山形中央高スケート部で外部コーチや高木美帆選手らが所属する「Team Gold」のコーチとして活躍している。

 レミさんは高校卒業後、大東大に進学。22年から札幌市の小鍛冶組に所属し、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指しているため、帯広市を拠点にしながら練習に取り組む日々を送っている。主な成績は18年世界ジュニアスピードスケート選手権で3000㍍3位、19年同団体追抜き優勝。

 役場庁舎で行われた委嘱状伝達式には、師円さんとレミさんが出席。池田拓町長、浅野浩嗣教育長、町スポーツ協会の菅真一会長、浦河スケート協会の小林孝範会長も同席する中、浦河観光協会の大針光晴副会長から2人へ委嘱状が手渡された。

 任命を受けた師円さんは「これまでにいろいろな人にお世話になったことから、できるだけ多くの人に恩返ししたい。自分のできることをして、力になりたい」と話し、レミさんは「今の自分があるのは浦河のおかげ。まずは自分の知名度を上げ、馬など浦河の魅力を伝えていきたい」と意気込んだ。

 池田町長は「自分の仕事なり、スケートで活躍し町のPRにつなげてほしい」と期待した。

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