女子組で優勝した伊藤選手のフォーム

　全日本スキー連盟Ａ級公認・サンピラー国体記念第20回サマージャンプ大会が、７月30日午前９時から名寄ピヤシリシャンツェ（ＨＳ１００メートル、Ｋ点90メートル）で開かれた。女子組は昨年に続き、下川町出身の伊藤有希選手（土屋ホーム）が１本目92メートルの最長不倒を飛び優勝。男子組は渡部弘晃選手（東京美装グループスキー部）が２本目に最長不倒の99・５メートルを飛び優勝した。

　大会は名寄地方スキー連盟（吉田肇会長）主催。女子組に33人、男子組に80人がエントリー。

　女子組は、伊藤選手が１本目92メートル、２本目77・５メートルを飛び優勝。岩崎里胡選手（下川商業高校）が６位、齋藤優選手（同）が10位入賞を果たした。

　男子組は渡部選手が１本目93メートル、２本目99・５メートルで優勝を果した。

　この日は曇りで、厳しい蒸し暑さの中での大会となったが、朝から多くの地域住民が観戦。大飛躍に惜しみない拍手が送られるなど、盛り上がった。