夕市まつりのポスター

　【網走】東オホーツクを代表するビアガーデン「あばしり道の駅夕市まつり」が20―21の２日間、道の駅「流氷街道網走」の特設会場で開かれる。花火大会観覧やステージイベント、グルメ屋台などで、多くの市民や観光客らが網走の夏を楽しむ。

　夕市は２００９年、地元食材のＰＲによる消費拡大や市民のレクリエーション、旅行者を街中に呼び込むことによる中心市街地、社交飲食業者の活性化など〝網走の元気〟を生み出そうと始まった。

　地元の網走市民をはじめ、近隣や来道中の旅行者ら、大勢が詰めかける夏の風物詩となっている。

　15回目を迎えた今回も、道の駅「流氷街道網走」の東側駐車場が特設ビアガーデンとなり、地元の特産品などを販売するグルメ屋台や焼肉、海産物などを楽しめる炭火の七輪が並ぶ。

　今回はグルメ屋台14店舗と７台のキッチンカーが軒を連ね、おまつりグルメを提供する。

　イベントは前回まで夕方からの開始だったが、今回は両日ともにランチタイムを含む午前11時から午後８時に延長した。

　午前中から屋台は営業をスタート。昼間のビールも楽しめる。

　ステージイベントは22日午後零時半、地元出身の演歌歌手・走裕介さんのライブステージで開幕する。

　同１時半からは「あばしり流氷乱舞」でまつりを盛り上げ、同３時15分からはＫ３ダンスカンパニーがパフォーマンスを披露する。

　同４時半からは網走南ヶ丘高卒のシンガーソングライター・アキオカマサコさんのライブが行われ、同８時からは花火大会の観覧会場となる。

　23日は正午からジャグリングなどのパフォーマーＲＵＩによるステージショーで幕開け。

　豪華景品の当たる大抽選会は午後３時から。同６時20分からはオロチョンの火祭りが執り行われ、まつりを締めくくる。

　ビール券２枚と抽選券のついたチケットは前売り１千円、当日１３００円。道の駅案内所（市観光協会）などで販売している。

　問い合わせは夕市実行委員会事務局の市観光協会（☎０１５２・44・５８４９）へ。