山頂を目指し笑顔を見せる参加者

　室蘭山岳連盟（駒込伸次会長）主催の「夏の市民登山会」が２日、倶多楽湖北山・北山南峰で行われ、参加した３０～８０代の２６人が自然の中で心地良い汗を流した。

　室蘭、登別、伊達市民が参加。登別温泉付近の山道から、標高５８０メートルの北山山頂を目指した。出発前には駒込会長が「元気に歩いて、自然からパワーをもらいましょう」とあいさつした。

　参加者は同連盟のガイドに案内されながら、勾配がある細道や沢道を進んだ。「木陰は涼しくて気持ちが良い」「気温が暑すぎず登山日和ですね」と会話を楽しみながら、自然を満喫した。

　北山南峰では、倶多楽湖を見下ろして休憩。参加者は折り返し地点で一息付き、雄大な景色に感嘆していた。

　初めて倶多楽湖を眺めた伊達市末永町の春日谷陽子さん（６９）は、「素晴らしい景観に癒やされました」と笑顔を見せていた。

　市民登山会は５０年ほど前から、健康増進を目的に行われている。