モルック大会で一喜一憂 北方民族博物館の「夏至まつり」
【網走】北方民族博物館のイベント「ユハンヌス~夏至まつり」が、同館で開かれた。
前庭では、同イベントで恒例となっているフィンランド生まれのアウトドアゲーム「モルック」の大会が開かれた。
モルックは、手に持った木の棒を投げ、並べて立てられた木の棒を倒すというゲーム。ボウリングとカーリングとビリヤードの要素が混じったようなもので、ルールは簡単ながら奥深いことから、フィンランドでは老若男女を問わず楽しまれているという。
近年はお笑い芸人が世界大会日本代表を目指すバラエティ番組などが放送されたこともあり、国内でも注目度は高まっている。
この日は友人グループや家族連れなどがモルックに挑戦。ねらったのと違う棒に当たったり、立てられた棒を見事にかわして転がったりと、棒を投げた結果に一喜一憂しながらプレーしていた。
特設テントでは、フィンランド風スープ「ケサケイット」やシラカバ樹液を無料配布。ステージではフラダンスやバンド演奏などがあり、会場を訪れた市民は夏至まつりを満喫していた。
「ユハンヌス」は、フィンランドで夏至の日に行われる祭り。シラカバの葉や草花で街中が飾られるほか、野外での踊りや湖畔でのたき火などが行われるという。
同館もこれにちなみ、地域住民とのつながりを深めるとともに、同館の利用を促そうと毎年、夏至を迎えるこの時期にイベントを開いている。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】