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日高報知新聞

合同ステージなどで盛り上げる 浦河高校吹奏楽局の定期演奏会【浦河】

1年生がダンスを披露し会場を盛り上げる

 浦河高校吹奏楽局(田中梨々華局長、局員25人)の第27回定期演奏会が17日夜、浦河町総合文化会館文化ホールで開かれ、多くの聴衆を前に練習を重ねてきた13曲を演奏。第2部のOB・OGとの合同ステージなどで盛り上げた。

 昨年まで新型コロナウイルス感染症予防対策で入場はチケット制にし、入場制限を設けていたが、今回は制限をなくし従来の定期演奏会に戻りつつある。今年のテーマは日々支えてくれる家族や先生方、大切な仲間たちへ向けた感謝を曲に乗せて贈りたいという気持ちを込めた「From」。

 開会で浦河高校の齋藤雄大校長は「8月のコンクール予選を突破し、代表となるため日々練習を重ねている局員たちの演奏を見て、吹奏楽に対する思いと演奏によって明日への活力を感じ取ってもらいたい」、演奏会実行委員長の淡路琶綺さん(3年)は「少しずつ感染症対策が緩和されてきた今だからこそ、互いに思いや気持ちを忘れずに局員一人ひとり、それぞれが持つ感謝の気持ちを皆さんに届けたい」とあいさつ。

 3部構成の演奏会は、「言葉にすれば」の合唱から開幕し、2023年の吹奏楽コンクール課題曲Ⅳとして発表されたペガサスを連想させるような軽快なメロディーが特徴のマーチ「ペガサスの夢」と続き、会場の心をつかむと、日本の伝統芸能の「能」を音楽で表現し、日本らしい和の世界観や旋律の「風姿花伝~秘すれば花~」など3曲を演奏し、第1部を終えた。

 第2部はOB・OG総勢約40人が、コンサートマーチ「SECOND CENTURY」と1977年の吹奏楽コンクールの課題曲として作曲され今でも色褪せない人気を誇る「ディスコキッド」で、息のぴったりあった合同演奏を披露した。

 最終の第3部はポピュラーステージと題し、1曲目は2、3年生の演奏をバックに1年生がダンスを披露した「初恋LOVE」、「魔女の宅急便コレクション」「銀河鉄道999」「デイ・ドリーム・ビリーバー」などを演奏。各楽器のソロも多く見所十分で、観客からはアンコールの拍手が。

 アンコールに応えた局員の全13曲、2時間を超える演奏会に会場からは惜しみない拍手が送られていた。

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