空港で今年もキャンプ にぎわい創出へ8月開催【帯広】
道内7空港を一括運営する北海道エアポート(HAP)と帯広市や地域経済団体による「とかち帯広空港の運営に関する協議会」が5月31日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。今年も8月に空港キャンプを実施する方針が示され、空港のにぎわい創出に向けた取り組みが行われる予定だ。
冒頭、HAP帯広空港事業所の大谷裕志所長は「昨年度の帯広空港の乗降客数は、目標値の55万人をわずかに上回ることができた。今年度は政府の行動制限の緩和により、次第に旅客数は回復し、空港も少しずつにぎわいを取り戻している。これからも地域の皆さんと共に空港運営をしていきたい」と空港運営への理解と協力を求めた。
議事は非公開で行われ、今年度の事業計画、昨年度の空港利用状況、今後の運営協議会について説明。今年度の取り組みとして、昨年9月に道内初開催となった空港キャンプを今年は8月26~27日(調整中)に開催することが示された。この日設置した分科会で意見聴取しながら、ブラッシュアップした内容で実施する予定。
このほか、8月8~16日の期間、フジドリームエアライン(FDA)のチャーター便25便の運航計画が示された。
出席者からは、地域振興の観点から管内各地域の名品を集めた物産展の開催や、労働時間規制に伴う物流問題を踏まえ、航空機による貨物輸送の拡大について意見が出された。
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