「ＧＡＩＡ　ＣＵＡＴＲＯ」の４人のアーティスト

【新ひだか】日本とアルゼンチン出身の４人組バンド「ＧＡＩＡ　ＣＵＡＴＲＯ（ガイア・クアトロ）」の日本ツアーが26日、町総合町民センターはまなす会場を皮切りに始まった。ツアーはこのあと全国６カ所で行われる。

　メンバーは、アメリカのセントルイス在住で、世界50カ国以上の海外公演などで飛び回るヴァイオリン・ボーカル、マレー飛鳥さん、作曲家として国際的に活躍するピアニスト、ヘラルド・ディ・ヒウストさん、ジャンルにとらわれない活動を展開するダブルベース、カルロス・エルテロ・ブスキーニさん、スペインのカナリア諸島育ちのパーカッション、ヤヒロトモヒロさんの４人編成。

　毎年、欧州ツアーを展開し著名なフェスや欧州の日本人大使館主催公演など、比類なき実力と魅力を持ち「息を飲むような感動が体験できる」と絶賛されるバンドだ。２０１９年に欧州で新譜を発表し、20年から３年間のツアーを予定していたが断念され、今年ようやく日本ツアーが開催された。

　ライブの第１部では、「ＩＷＡＴＯ」など６曲、第２部では「ＨＡＢＡＮＥＲＡ」など６曲のほか、アンコール曲を演奏すると、魅了された約１２０人の観客から大きな拍手が沸いた。

　来場した町内の60代男性は、「世界中の音楽のエッセンスを詰め込んだような音楽会で、４人の個々の技術が素晴らしく、すごく感動した」と話していた。