彫刻の清掃活動に汗を流す温泉小児童たち（提供写真）

　【洞爺湖】「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」の理解、取り組みに力を入れる洞爺湖町洞爺湖温泉小学校（柴田暦章校長、３７人）は、洞爺湖周辺にある彫刻の清掃活動に取り組んだ。全校児童が身近でできるＳＤＧｓについて考えた。

　「湖畔清掃」は同校のふるさと教育の一環。初夏の青空の下、縦割りで６グループに分かれ、１２基の彫刻を清掃した。児童は約１時間にわたり雑巾やモップによる水拭きに一生懸命取り組んだ。さらに湖畔のごみ拾いにも汗を流した。

　子どもたちは「磨いたらきれいに光ったよ」「たばこのポイ捨ては良くない」などと話し作業していた。後日、湖畔清掃はＳＤＧｓ１７のゴールのうち、何番に該当するか－など実践的な活動を通して学びを深めていく。