「オホサイ２０２３」のポスター

　【オホーツク】花々が咲き香り、５つの湖とオホーツクブルーに輝く空に海、世界自然遺産知床の山並みを楽しむサイクリングイベント「オホサイ２０２３」が、７月15、16の２日間、大空町女満別―北見市常呂間で開かれる。

　雄武―斜里間２１２㌔を３日間かけて自転車で走破するイベント「インターナショナルオホーツクサイクリング」が１９８２年から開かれ、全国から多くの参加者が集まるオホーツクの代表的なイベントとなっていたが、19年の大会を最後に38回の幕を閉じた。

　これを惜しんだ管内のサイクリング関係者や観光関係者らが、このイベントを復活させようと実行委を組織。女満別から網走を経て常呂まで自転車で走る、新たなイベントとして企画した。

　コースは、１日目が女満別湖畔公園キャンプ場―コネクトリップ（網走湖畔）―国道２３８号能取駐車場―ネイパル北見の57㌔。２日目はネイパル北見―豊川農村公園（常呂）―日吉会館（同）―美幌町内―女満別湖畔公園キャンプ場の61㌔。

　参加料は２日間の１泊２日で一般１万円、中学生以下７千円。１日のみだと一般６千円、中学生以下４千円。レンタサイクルを利用する場合は、エントリー時にオプションで選択できる。宿泊は参加者自身が手配する。

　定員２００人。エントリー締め切りは６月11日。詳しくは同イベントの公式サイト(https://okhocy.com/okhocy/ )を参照するとよい。

　実行委は「タイムを競わない、新たなサイクルイベントですので、ぜひご参加ください」と話している。