１００㍍走で力走する生徒たち

　日高管内の中学校で体育祭シーズンが到来した。

　このうち浦河第一中（水上義則校長、生徒２１２人）の第77回体育祭が26日、同校グラウンドで開かれ、練習の成果を発揮しながら全力で競技に取り組んだ。

　今年の大会スローガンは「ＳＨＩＮＫＡ～絆の証～」。雲一つない晴天の体育祭日和となったこの日は、吹奏楽部の演奏に合わせて、学級旗を掲げたキャプテンを先頭に生徒全員が行進して入場し開会式が始まった。

　水上校長はあいさつで「ベストを尽くして全力で取り組み、今日という一日を心から楽しんでほしい。これまでの練習の成果を存分に発揮し思い出の残る体育祭にしましょう」とエールを送り、齋藤洋文ＰＴＡ会長からも激励が送られた。川合彩愛（あいら）生徒会長（３年）は「一人ひとりが全力で競技に取り組みましょう。体育祭頑張るぞー」と呼び掛け、生徒たちも「オー」と応えた。

　３年生各学級のキャプテン（２クラス）の選手宣誓のあと、午前は個人競技を中心にトラック種目は２年女子１００㍍、フィールド種目はジャベリックスロー１年男女からスタート。

　午後からは生徒会種目や学年別の団体種目が行われ、駆け付けた大勢の保護者や地域住民からの声援を背に、生徒たちは全力で競技に挑みながら楽しんだ。