オープン３年目を迎えた「うさっぷギャラリー」の川上さん

【日高】道の駅「樹海ロード日高」の複合施設内店舗美術展示場「うさっぷギャラリー」がオープンして３年目を迎えた。今年度は「昔懐かしい品物と藁工芸作品」をテーマに、昔の生活用品や稲藁細工などを展示している。

　複合施設内で薬局を経営していた川上裕さん（88）と、夫の退職と共に千葉県からＵターンした横山愛子さん（69）＝ファームインひだかくるみちゃんハウス経営＝が、①道の駅を訪れた人と地元住民の交流の場②展示作品を通じ豊かな自然や町のＰＲ③地元住民のものづくりの意欲を高める④道の駅の活性化⑤町民が憩える場―など目的に開いている。約50平方㍍の旧薬局店舗を活用し、絵画や写真、書道、陶芸、手芸、流木のオブジェなど、町内のサークル会員の作品を展示してきた。

　ギャラリーでは「昔懐かしい品物と藁工芸作品」を展示。昔の生活用品や稲藁細工、写真、昭和29年と59年の街並みの地図をはじめ、野鳥や野生動物の写真も並んでいる。

　ギャラリーでは、施設の清掃を担う川上さんの妻・秀子さん（87）が温かく迎えて楽しく会話をしてくれる。

　開場は、午前10時から午後４時まで（不定休）。