北斗産ワインお披露目 サッポロビールのブドウ園【北斗】

グランポレール北斗シャルドネ<初収穫>2022のデビューを祝う池田市長(中央)や森本道本部長(右から2人目)ら
【北斗】サッポロビール(東京)が運営するブドウ園「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード」(市三ツ石)で25日、同園のファーストヴィンテージワイン「グランポレール 北斗シャルドネ〈初収穫〉2022」のお披露目会が開かれた。池田達雄市長らが出席し、北斗産のシャルドネワインを味わった。
同園は2018年に開園。敷地面積は約25万平方メートルに及び、標高は50~120メートル。19年に第一期苗木植付を行い、22年に初収穫と初仕込みをした。
同社は北斗産シャルドネの特徴を「冷涼な産地らしい豊かな酸味が感じられ、柑橘系、特にレモンのような爽やかな香りを持っている」と説明。道内他地域と比べ、果実が樹に実っている時間が長くとれるため、熟度の高い状態で収穫しやすい環境という。
22年は春先から気温が高く、6~8月には台風の影響で多くの雨が降り、日照時間も少なかった。ただ9月以降は高日照、高気温に恵まれたことで、適度な酸で高糖度の高品質なシャルドネブドウが収穫できたという。
グランポレール北斗シャルドネ〈初収穫〉2022は、シャルドネ種を100パーセント使用。アルコール度数は13パーセントで、容量は750ミリリットル(オープン価格)。表ラベルには函館湾から見る北斗の山々と、津軽海峡の青い海を表現したという。
試飲会では、パスタ伊酒屋・北斗芯軒(北斗市久根別2)による、道南の季節の食材を使った料理と合わせて提供。池田市長は「酸味が強くフルーティな味のワイン。山海の幸にもよく合い、食の進むおいしさ」と話していた。サッポロビール道本社代表兼道本部長の森本光俊さんは「微力ながらワインづくりを通じて、北斗市そして道南エリアの発展に貢献し、元気にしてきたい」と語った。
グランポレール北斗シャルドネ〈初収穫〉2022は、6月6日に500本の数量限定で販売する予定。数に限りがあるため、一部得意先限定としている。全国発売は24年以降を計画している。
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