北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

服装自由 職場明るく 萩原建設工業で導入【帯広】

オフィスカジュアル導入で社員のモチベーションも高まっている萩原建設工業

 萩原建設工業(帯広市、萩原一利社長)は、5月からオフィスカジュアルを導入した。十勝管内の建設会社では珍しく、服装自由化により、社員の自主性の尊重や働きやすい環境づくりを目指す。

 同社では女性社員用の制服と技術社員用の安全作業服があり、営業や内勤の男性社員はスーツ着用を原則としてきた。ただ、真冬になると女性社員から「制服のスカートは寒い」との声が上がっていたことや、防犯面、さらには多様性への対応などの観点から、服装の自由化に踏み切ることを決めた。

 オフィスカジュアル導入に当たっては、基本原則となるガイドラインを策定。ベーシックカラーを基準とし、ビジネスシーンに適した不快感を与えない服装を原則と定めた上で、男女別にイメージファッションの写真も参考資料として社員に配布した。

 服装が自由になったことについて総務課の安部彩香主任は「職場が柔らかな雰囲気になり、男性社員も色合いが明るくなった。また仕事帰りに出掛けることもできる」と話す。

 広報担当の宮本昌佳さんは「自由なので制服着用も可能。いろいろな選択肢から自分の好みを選択できるようにしている」と説明。建設業界でのオフィスカジュアルは大手企業が先行導入しているが、地元企業ではまだまだ珍しく、同社は十勝管内の建設業界でも服装の自由化の広がりに期待を寄せている。

関連記事

苫小牧民報

町民に浸透 まなびお図書室 早来公民館図書室時代の4.7倍

安平町教育委員会は、町早来地区の小中一貫義務教育学校「早来学園」内にある図書室(通称まなびお図書室)の2023年度利用実績をまとめた。利用者数は2万805人で、比較可能な21年度の早来公民館図書室...

苫小牧民報

障害者の芸術イベント アール・ブリュット、苫小牧の2人も活躍

苫小牧市文化会館で3月に開かれた芸術イベント「アール・ブリュットin苫小牧2024」(苫小牧の文化と福祉を考える会主催)では、市内在住のアーティスト2人も活躍した。迷路作家の村川信也さん(50)と...

十勝毎日新聞

道の駅おとふけ来場128万人 2年目も好調【音更】

 音更町内の「道の駅おとふけ」(なつぞら2、愛称・なつぞらのふる里)が、15日に新築移転オープンから丸2年となった。2年目は、年間来場者数が128万2896人(対前年比14.9%減)で、開業初年(...

十勝毎日新聞

観光庭園に春到来 今季営業スタート【幕別・清水】

本格的な春の到来を思わせる陽気となった20日、十勝地方の観光庭園が一斉に今季の営業を始めた。訪れた入園者たちは、咲き誇る花々や木々の芽吹きを楽しんでいた。 45品種の花が出迎え 15周年迎えた十...

十勝毎日新聞

第30代青空レディ 藤田さん野口さん就任【十勝】

 十勝の魅力をPRする2024年度「第30代とかち青空レディ」に、帯広市の藤田真知さん(33)と野口香織さん(44)が就任した。19日に帯広競馬場で認証式・引継式が開かれ、活動を始めた。  ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス