合格証書を手にする佐藤さん（右）と大山校長

　【北斗】昨年度からプログラミング学習に力を入れる島川小学校（大山真由美校長、児童２５人）は２月、プログラミング能力検定協会主催のプログラミング能力検定（レベル１）に１年生から６年生までの児童１６人が挑戦し、当時１年生の佐藤美羽さん（８）ら13人が合格した。

　同校児童は総合的な学習の時間や放課後学習、長期休業中のサポート学習の時間にプログラミングに取り組み、子どもたちはおもちゃのブロックで乗り物を作ってそれをプログラムで動かしたり、人型ロボットの会話や動きなどをタブレット端末から指示したりして楽しんでいる。

　佐藤さんは「簡単なゲームを作ったり、組み立てたブロックが動いたりするのが楽しい」とにっこり。自宅でも、兄の同校４年、優羽君（１０）とプログラミングに熱中しているという。

　大山校長を含めた教職員全員（９人）も受験し、全員合格した。「学習したことが成果を結ぶのは、子どもたちにとって大きな自信につながる」（大山校長）とし、前回テストの合格者は、今月２６日にレベル２の検定試験を受ける。