浦河合同中が優勝 全日本少年軟式野球日高支部大会【新冠】
【新冠】第40回全日本少年軟式野球日高支部大会が20、21の両日、町民グランドで行われ、浦河合同中が優勝した。
大会には単一校、合同の7チームが出場し、トーナメント戦で熱戦を繰り広げた。
決勝は浦河合同(浦河第一・浦河第二・荻伏)と新冠の対決。雨天での難しい試合となったが、浦河は初回に4番葛野大成選手のタイムリー安打で先制。2、3回には、2番叶内未来翔選手の2点タイムリーや本塁打などで計6点を加えた。4回、一死3塁から7番種市瑚珀選手の犠打で1点、5回は1番岡崎仙選手の二塁打から1点を挙げ、毎回得点で9―0とリードを広げた。
新冠は、最終5回裏、7番福田貴叶選手、代打の9番氏家康介選手が四球で出塁すると、1番谷垣悠聖選手の右越エンタイトル二塁打で1点を返し反撃を開始。続く2番関口斗真選手の中前タイムリー、4番泉宗辰選手の左前安打で得点し、さらに5番山口大成選手の左中間への安打で二死満塁とチャンスを広げたが、最後は浦河の木村風雅投手が新冠打線を抑えてゲームセット。
優勝した浦河の大久保成主将は「初戦から決勝まで苦戦しながらも、準決勝の逆転勝ちなどもあってチーム全体の雰囲気も良くなり優勝することができた。全道大会での勝ち上がり、この後の中体連での優勝を目指し、今大会での課題を修正していきたい」と気を引き締めていた。
全道大会は7月15日から帯広市などで開かれるが、中体連で浦河合同が優勝した場合は、新冠が出場する。
結果は次の通り。
▽一回戦 新冠6―1静内・三石、富川・門別8―2静内第三、浦河合同8―2えりも・様似
▽準決勝 新冠12―1日高・平取、浦河合同―5―3富川・門別
▽決勝
浦河合同
12411|9
00003|3
新冠
(浦)木村風雅―大久保成
(新)泉宗辰、山口大成、坂元杏輔―山口大成、泉宗辰
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