元気に帰ってきてね! 園児たちがサケ稚魚放流【えりも】
【えりも】園児たちに育てる漁業を体験させようと町商工会青年部(植木紀喜部長)は15日、歌別河口クリーン作戦とサケ稚魚の河川放流を行った。日高管内さけます増殖事業協会が協賛。
この日は、無風で海辺は凪の絶好の日和に恵まれ、私立光の園幼稚園、中央・えりも岬・庶野保育所の年長園児計30人が歌別川河口に到着すると、商工会青年部員、町建設協会会員、町役場産業振興課職員、漁協職員、室蘭建設管理部の笹谷宏樹浦河出張所長らが出迎え歓迎。
増殖事業協会の清水勝専務が「この川は、きょう皆さんが放流するサケの赤ちゃんが海に出る場所なのできれいにしてあげましょう」と呼び掛け、園児たちは砂浜の漂着木片の間から、ビニールや空き缶、ペットボトルなどを真剣に拾い集めた。
歌別川上流のえりも・歌別ふ化場(利浪隆亮場長)では、清水専務から、これから放流するサケの稚魚は3~4年後にえりもの海に戻ってくることを説明。園児たちは平均6・5㌢ほどに成長して、飼育水槽内を群れて元気に泳ぐ稚魚に餌を与えながら観察。
放流は、コップに10匹ずつ入れた稚魚を園児たちが放水路から2回ずつ「元気に帰って来てね!」「いってらっしゃい!」と声を掛けながら放流。そばでは、町のマスコットキャラクター・ウインディーくんも手を振って稚魚の旅立ちを見送った。
同ふ化場では、サケ稚魚800万匹を5月下旬までに歌別川へ放流する。
関連記事
アイヌ民族登場する詩も 宮沢賢治 白老訪問から100年 修学旅行でコタン見..
「銀河鉄道の夜」などの童話で知られる作家で詩人の宮沢賢治(1896~1933年)が岩手県花巻農学校の教師として修学旅行を引率し、白老を訪れてから22日で100年を迎える。賢治は苫小牧から鉄道で白老...
「手打ちそば食堂」スタート 来月から 苫小牧 参加費の一部で被災地支援
苫小牧手打ちそば愛好会(有川美紀子会長)は6月12日、手打ちそばの魅力を広める「手打ちそば食堂」を豊川コミュニティセンターでスタートさせる。来年3月まで毎月第2水曜日に開催し、参加費の一部を能登半...
ArimoriCupマラソン大会 142人駆け抜ける むかわ
1992年バルセロナ五輪女子マラソンで銀メダル、96年アトランタ五輪でも銅メダルを獲得した有森裕子さん(57)が携わる「ArimoriCup(アリモリカップ)マラソン大会」が19日、むかわ町穂別で...
丸木舟を解説 美術博物館とアイヌ民族博物館 苫小牧
苫小牧市美術博物館と国立アイヌ民族博物館主催の共同シンポジウム「アイヌの舟と交易」が18日、苫小牧市民会館で開かれた。市民ら約85人が参加。両館や北海道埋蔵文化財センターの研究者らの話を通じ、アイ...
5年ぶりにミニで復活、登別こいのぼりマラソン 川上公園、3キロコースに2..
市民マラソンから子どものためのマラソンへと装いを新たにした「登別こいのぼりミニマラソン」(登別市子ども会育成連絡協議会主催)が19日、桜木町の川上公園運動広場で5年ぶりに行われた。約250人の...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
5年ぶり「楽しんで」、わしべつ川沿い桜まつり 18、19日開催準備万端【室蘭】
25年ぶり「やるよ」わしべつ川沿い桜まつり 5月18・19日、出店者募る【室蘭】
3アイホトップチーム再構築へ オール釧路で設立準備会【釧路市】
4満開ツツジ見に来て 18日から初の祭り、本輪西八幡神社【室蘭】
5室蘭でもオーロラ 一本桜周辺、関さん撮影【室蘭】
-
1
5年ぶり「やるよ」わしべつ川沿い桜まつり 5月18・19日、出店者募る【室蘭】
25年ぶり「楽しんで」、わしべつ川沿い桜まつり 18、19日開催準備万端【室蘭】
3アイホトップチーム再構築へ オール釧路で設立準備会【釧路市】
4室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
5イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】