ラジオ体操を行う参加者たち

　浦河町堺町東２の堺町児童館前で１日、恒例の「堺町地区１００日間ラジオ体操会」が始まった。子どもから高齢者まで多くの地域住民が、朝のさわやかな空気を感じながら元気に１日をスタートさせている。

　浦河ラジオ体操連盟堺町支部と堺町自治会連合会が主催する堺町地区のラジオ体操会は60年以上の歴史があり、毎年、多くの地域住民が参加している。今年も、元旦の新春ラジオ体操をはじめ、５月１日から９月末までの１００日間ラジオ体操会で地域の異年齢交流や健康増進に向けて活動する。

　昨年までは、新型コロナ感染防止対策でマスクの着用を呼び掛けていたが、ラジオ体操は屋外での活動のため、マスクの着用は個人の判断としている。

　好天に恵まれ絶好のラジオ体操日和となったこの日、公園に集まったラジオ体操仲間が、久しぶりに顔を合わせ、お互いの近況などを話しながらあいさつを交わし、６時半からラジオ体操で元気に体を動かした。堺町地区の地域住民ら30人が参加し、ラジオ体操第一、第二で心地よい汗を流した。

　同連盟の竹内雅文さんは「ラジオ体操で健康増進、健康維持に努めてもらいたい。スタッフも頑張っていくので、みなさんも継続してラジオ体操に取り組んでほしい」と呼び掛けた。

　１００日間ラジオ体操初日を記念し、参加者全員に牛乳と連盟の文字入り鉛筆、浦河郵便局や日高信用金庫などからの提供品を配布した。

　ラジオ体操会は、９月末までの期間中、午前６時半から毎日実施している。