水永ガイドと一緒に自然路を散策する参加者たち

【様似】町内平宇のアポイ山麓ファミリーパークで「ＧＷはアポイへ行こう！」（アポイ岳ジオパークビジターセンターと町主催）が、３日～５日までゴーカートやブラアポイなど各種イベントが行われ、町内外から２８４人が訪れにぎわった。

　イベントは、ゴーカート（利用２５８人）やジオパーク認定ガイドの説明を受けながらアポイ岳五合目付近を登山する「ワンコインガイド」（参加８人）、自然ガイドと一緒に自然路を散策する「ブラアポイ」（18人）のほか、観光協会によるやきそばなどの出店があった。

　この中で３日のファミリーパーク内にある自然散策路で行われた「ブラアポイ」では、子ども４人を含む10人が水永優紀ガイドと一緒に散策。一行は水永ガイドから散策路にある植物などの解説を聞きながら移動し、エゾヤマザクラとソメイヨシノの簡単な見分け方や、ハエのオスとメスの違いを画像で説明されると、参加者たちも深くうなずき関心していた。

　また、ビジターセンター右側にあるゴーカート場（１周約４００㍍）では、多くの家族連れらが入場し、親子で乗ったり、一人で何度も挑戦する人でにぎわった。家族５人で新ひだか町から訪れた和田千菜美さん（８）は「初めてゴーカートに乗った。ちょっと怖かった」と話していた。