根室港まつりとさんま祭り、4年ぶり通常開催【根室】
根室港まつり協賛会(会長・大坂鉄夫根室漁協組合長)、根室さんま祭り協賛会(同)が8日、根室漁協内で開かれ、両祭りとも4年ぶりの通常開催を決めた。65回を数える港まつりは7月15、16日、第31回さんま祭りは10月7、8日に開催する。
両祭りは昨年、3年ぶりに実施したものの、それぞれ規模を縮小して開催した。港まつりは7月16、17日の日程で、千人踊りや舟こぎレースなどを感染拡大防止のため中止とし、降雨もあって関係者12人による海の祈願祭と順延開催した花火大会のみだった。
さんま祭りは漁獲時期のズレ込みもあってコロナ前の9月から10月に移行し、10月9日の1日のみ開催としたが、漁獲不足から高級魚となったサンマが100円で食べ放題とあって、市内外から8100人が来場した。
両協賛会では、感染状況によって規模縮小もあるとしながらも、コロナ前同様の通常開催とすることを決めた。詳細なプログラムはそれぞれの実行委員会で協議する。
大坂会長は「これまでの憂さを晴らすように盛大に開催したい」と述べ、構成団体の協力を求めた。さんま祭り協賛会は任期満了に伴う役員改選があったが会長以下全員を再任した。
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