脳梗塞予防へモニタリング6月実施【木古内】
【木古内】町は今年度、東京医科歯科大などと連携し、脳梗塞の前兆となる症状の早期発見を目的としたモニタリング事業を行う。ヘルス事業を展開する「タザワ」(札幌)が開発した腕時計型の端末を装着し、脈拍などの生体情報を集め、人工知能(AI)で分析する。40歳以上の町民を対象に無償で端末を貸し出し、6月にもモニタリングを始める。
モニタリングを通じ、脳梗塞の発症リスクとなっている心房細動(心臓が小刻みに震える不整脈)の兆候を探知し、重症化を防ぐことで町民の健康寿命を延ばすのが狙い。
希望する町民に2週間端末を装着し生活してもらい、心房細動の可能性を検出した場合、医療機関の受診を勧める。端末は脈拍のほか、心拍数や歩数、消費カロリー、睡眠時間などを測定できる。
14日には、町役場で町とタザワが包括連携協定を締結。タザワの不破直継社長は「事業を通じ40代、50代の人が元気に働き、町の発展、高齢化率のストップにつながっていければ」と述べ、鈴木慎也町長も「持続可能なまちづくりを進める上で極めて大切な事業。町民の幸せや、健康の向上につながるよう成果を期待したい」と話した。
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