ハルキ新社屋にホッカイドウウッドビルディング登録証 道の認定制度【森】
【森】渡島総合振興局は、今月完成した製材業「ハルキ」(町姫川、春木真一社長)の新社屋について、道産木材を使った建築物を登録する制度「ホッカイドウウッドビルディング」に認定し、登録証を贈呈した。道内38件目で、渡島管内は5件目。
贈呈式が11日に現地であり、岡嶋康輔町長の立ち合いのもと、振興局の本阿彌俊治産業振興部長が春木社長に登録証を手渡した。
新社屋は木造2階建て、道南スギやトドマツ、カラマツなど多様な樹種をふんだんに使っている。今月18日から使用を始める。施設内に木製の登録証を掲示する。
本阿彌部長は「社屋を見学できるようデザイン・設計に斬新なアイデアを盛り込んでおり、多くの人に道産木材の良さを知ってもらうのにふさわしい施設だ。森町で初めての登録であり、新社屋をきっかけに町内でさらに道産木材を活用した建築物が増えることを期待する」と述べた。
制度は2021年9月に創設し、同10月から登録を始めた。道内で完成した建築物▽原則として構造材や内装材、外装材に道産木材を使った建築物▽住宅は除く▽2019年4月以降に竣工(しゅんこう)した建築物―などが条件で、事業者が登録届を道に提出し、審査を経て登録証を交付する。
渡島ではほかに、箱館醸蔵、ローソン函館梁川公園通店、山田総合設計、ローソン函館新道店を認定している。
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