ＷＢＣの日本代表優勝と伊藤投手の活躍を祝う懸垂幕（１０日午後２時半ごろ）

　【鹿部】町出身の伊藤大海投手（北海道日本ハムファイターズ）が活躍し、ＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）２０２３で優勝した日本代表を祝福する懸垂幕が１０日、鹿部町役場に掲げられた。「夢と感動をありがとう」などと書かれ、１４年ぶり３回目の金メダル獲得に貢献した伊藤投手をたたえた。

　町教委によると、大きさは幅１メートル、長さ７・５メートル。ＷＢＣは３月２２日（日本時間）に終了したが、統一地方選挙前半戦（９日投開票）を知らせる懸垂幕があったため、１０日午後に取り換えた。

　伊藤投手に関する懸垂幕はドラフト１位指名から始まり今回で７本目。優勝を祝うのは２１年の東京五輪金メダル以来。デザインは制作会社と協議して決めた。掲示期間は未定だが、町教委社会教育スポーツ課の松川智紀課長（５２）は「次は今季ファイターズの優勝と伊藤投手の最多勝、加えて沢村賞で掲げられれば」と期待した。

　このほか、町役場、中央公民館、町総合体育館にあるデジタルサインボードでも同様の祝福メッセージを掲示する。