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函館新聞

統一地方選後半戦に突入へ 函館市長選や3町長選など【函館】

 統一地方選は道知事選と道議選の前半戦が終了。16日に函館市長選と函館、北斗両市の市議選が告示され、後半戦が幕開けする。桧山管内の3町長選と、道南10町の町議選の告示は18日で、いずれも投開票は23日。函館市長選は現職と元市職員の一騎打ちとなる公算で、各陣営は選挙に向けて準備を進めている。

 函館市長選は、4選を目指す無所属現職の工藤寿樹氏(73)に、無所属新人で元函館市保健福祉部長の大泉潤氏(57)が挑む。

 「改革と挑戦」をスローガンに掲げる工藤氏は「活気にみちてすべての人にやさしいまち」の実現を公約とし、コロナ禍の影響を受けた経済再生に全力で取り組むとともに、日本一の健康・福祉都市を目指すとしている。

 大泉氏は「進化する函館」をスローガンに掲げ、人口減少危機からの脱出につながる経済再生への取り組みとして、北海道新幹線のJR函館駅乗り入れ調査などを公約に取り入れるほか、市民の声に耳を傾ける市政改革を訴える。

 函館市議選は定数27に対し、現職22人、元職1人、新人9人の計32人が出馬する予定で、激しい選挙戦が予想される。北斗市議選は定数20に現職18人、元職2人の計20人が出馬する見通し。選挙戦となるかは微妙な情勢だ。

 七飯町議選は定数14に17人が出馬を予定。森町議選は定数14に現職13人、新人3人が出馬の見込み。木古内町議選は定数10に現職9人が出馬を表明し、1人が検討中。このほか長万部町議選(定数10)も予定されている。

 桧山管内では3町で町長選が、江差町を除く6町で町議選が行われる。

 厚沢部町長選は4期目を務める渋田正己氏(79)が今期で引退。飲食店経営で町観光協会長の前井敏弘氏(59)と、元副町長の佐藤正秀氏(67)が出馬を表明し、新人同士の一騎打ちとなる見通し。乙部町長選は、現職の寺島努氏(57)が、再選出馬を表明。現時点で対立候補の動きは見られず、無投票となる可能性が高い。今金町長選は、5期目を務める外崎秀人氏(73)が今期で引退。元副町長の中島光弘氏(64)、元町議の山崎仁氏(69)、元町議の湯浅秀夫氏(82)3人の争いになる。

 町議選では、上ノ国町が定数9に対し現職7、元職1、新人2の計10人が出馬を予定。厚沢部町は定数10に対し現職10、新人2の計12人。乙部町は定数9に対し現職6、新人5の計11人。せたな町は定数12に対し13人。奥尻町は定数8に8人が出馬。今金町は定数12に対し13陣営が立候補予定者説明会に出席したが、その後1人が出馬辞退の意向を示しており無投票の可能性がある。

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