音の振動「感じる」 室蘭科学の日、子どもたち実験楽しむ【室蘭】
実験や工作を楽しむイベント「室蘭科学の日」が26日、室蘭市輪西町の市民会館で開かれ、春休み中の子どもたちが音や光の“不思議な世界”に興味を深めた。
札幌の市民団体・サイエンスデイさっぽろが主催。子どもたちに科学に興味を持ってもらおうと開催した。室蘭市では昨年に続き2回目。幼児や小中学生とその保護者約200人が参加した。
「音とあそぼう」のブースでは、オルゴールを使って音の伝わり方を説明。手で持って鳴らすよりも机に置いた方が振動が伝わり、音が大きくなる様子を実演すると、子どもたちは驚いた表情を見せた。また、机に耳を当て音が振動であることを体感した。
このほかのブースでは、虫眼鏡を使った観察や紫外線を当てると色が変わる石を使ったストラップ作りなど、30以上の実験や工作が行われた。
登別市鷲別町から参加した双子の鴈原俊輝ちゃん(5)と佑輝ちゃん(5)は「白い石に光を当てるとオレンジやピンク色に変わって面白いね」「太陽の光に当てると何色になるか楽しみ。早く天気が良くなるといいな」と実験を心待ちにしていた。
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