北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

オニスロ、本格運行 登別温泉街周遊、活性化に期待【登別】

早速、登別温泉街を走るグリーンスローモビリティ「オニスロ」

 登別温泉街を周遊する、時速20キロ未満の低速電動バス・グリーンスローモビリティ「オニスロ」が27日から運行を開始した。登別温泉バスターミナルから極楽通りを通って地獄谷入り口、大湯沼天然足湯などを走る。運賃は1回200円、1日券を500円で販売する。11月30日まで。

 この日、地獄谷駐車場でオープニングセレモニーを実施。伊藤嘉規副市長が「脱炭素社会の実現、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に先駆けて取り組んでいることをPRし、誘客促進やブランド力の向上につなげたい」とあいさつ。

 運行主体となる登別国際観光コンベンション協会の唐神昌子会長が「運行開始を機にコロナ禍で低迷が続いた登別観光に再び光が当たり、社会的にも経済的にもさらに活性化することを期待したい」と述べた。

 グリーンスローモビリティの車両ネームが「オニスロ」に決まったと発表。市内の小学4~6年約900人の応募の中から選ばれた。考案した児童11人を代表して鈴木琢斗さん(富岸小5年)が「登別のシンボルの鬼とグリスロをかけ合わせた」と由来を説明。「自分たちが考えた名前のバスがこれから登別温泉を走ることを考えるととてもうれしい」と話した。

 「オニスロ」の運行ダイヤは平日が1台体制で午後2時半~同7時の9便。休日は2台体制で午前9時~同11時半、午後1時~同7時の28便。毎週火曜日は運休。支払い方法は現金のほか、QR決済にも対応する。運行主体は同協会が担い、市が車両を無償貸与。運行などは道南バスに委託する。

 「オニスロ」の運行開始に伴い、エコモット(本社札幌市)が日本データサービス(同)と連携してバスロケーションシステムの提供を開始。準天頂衛星システム「みちびき」を活用して高精度の位置情報を把握。登別温泉のホテル・旅館などに計14台設置するデジタルサイネージに運行情報をリアルタイムで配信する。

愛称「オニスロ」を発表したオープニングセレモニー

関連記事

苫小牧民報

鵡川高 専門家招き消費者教室 ゲームで資産形成学ぶ  むかわ

鵡川高校(柳本高秀校長)は3日、3年生44人を対象に消費者教室を開催した。札幌市からSMBCコンシューマーファイナンス札幌お客様サービスプラザの浅見愛さん(30)を講師を招き、月々の給料から生活に...

苫小牧民報

よさこいチーム兆朔 「苫小牧ホッキ音頭」普及へ 兆朔結愛「ホッキのゆめちゃ..

苫小牧市内のよさこいチーム兆朔(きざし、浅野徹也代表)は「苫小牧ホッキ音頭」の普及を目指し、PR用のオリジナルキャラクター・兆朔結愛(きざしゆめ)を制作した。チームの衣装を身にまとった女性のキャラ...

室蘭民報

きらびやか癒やしのツリー 市立室蘭総合病院【室蘭】

 市立室蘭総合病院(室蘭市山手町)の1階入り口ロビーにクリスマスツリーがお目見え。今年は例年より1週間ほど早い2日に設置され、患者や来院者に一足早いクリスマスムードを届けている。  15年以上...

室蘭民報

若い視点でカフェマップ 「ぜひ活用を」市に寄贈、伊達開来高の3人作製【伊..

 伊達開来高校の生徒が市内のカフェ店をまとめた「カフェマップ」を作製した。若者の視点で端的に店の特徴などを紹介している。「多くの人たちに活用してほしい」と伊達市に寄贈した。  だて学の授業の一...

室蘭民報

省エネ・快適、新社屋 上田商会、川上工場で竣工式【登別】

年間65%削減、ZEB認証取得  コンクリート製品を製造販売する上田商会(本社登別市新川町、上田朗大代表取締役)川上工場(川上町)の新社屋となる事務所棟の竣工式と祝賀会が3日に開かれた。同社グル...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス