帯広空港でも販売が始まった「御翔印」と「御翔印帳」

　日本航空（ＪＡＬ）は１８日から、とかち帯広空港で「空の御朱印」をイメージした「御翔印」と「御翔印帳」の販売を始めた。御翔印は、十勝の雄大な景色とスイーツをイメージした書体で「帯広空港」と書かれており、いずれも同空港限定販売となる。

　御翔印は、空港を起点に地域活性化を図るため、ＪＡＬ内の社員グループ「ふるさとの“わ”」のメンバーの発案で昨年９月、全国１１空港で販売を開始した。同社によると、「空の御朱印」として人気を呼び、すでに完売した空港もあったとする。

　今回は第２弾として帯広を含む全国２７空港で販売をスタート。帯広空港の御翔印は、同グループの北海道担当で客室乗務員の文珠四郎桃子さんが考案。雄大な畑や壮大な景色、さらにスイーツをイメージして太く丸みのある書体で「帯広空港」と記した。

　御翔印帳は、エアバスＡ３５０型機の機内インテリアをイメージしたえんじ色と黒の２種類で、２冊そろえると金の「鶴丸」になるようデザインした。中はポケット式で、搭乗券を挟んでおくこともできる。

　御翔印が３５０円、御翔印帳２０００円。帯広空港２階のＢＬＵＥ　ＳＫＹで販売中。ＪＡＬ帯広支店は「飛行機の利用者だけでなく、地元の人にもぜひ手に取ってもらえたら」と話している。