北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

町の小麦 うどんで発信 眞鍋さん5月開業へ【大樹】

 大樹町内でビジネスホテルなどを経営する眞鍋智光さん(38)が、同町柏木町9の旧東宝飯店跡で「うどん店」の開業を計画している。ゆくゆくは地場産小麦を使用したメニューを増やす考えで、「大樹の小麦を発信する場にしたい」と話している。

うどん店を開業する旧東宝店舗と(右から)眞鍋さん、家主の出貝さん

 大樹町の職員だった眞鍋さんは、2021年9月に役場を退職。コンサルティングなどを担う企業(スペースプラス)を運営し、同年11月には街中の「ホテルかしわ」の経営も引き継いでいる。

 眞鍋さんの実家(更別村)のルーツは香川県で、子どもの頃からうどんに慣れ親しんでいた。大樹町内の農家有志が地場産小麦の「大樹うどん」のブランド化を進めていることを知り、自分もうどん店を企画。日本政策金融公庫の融資を受け、事業化のめどを付けた。

 店舗は2月末で40年の歴史に幕を閉じた東宝飯店を居抜きで活用する。同店は国道236号沿いの町の“玄関口”に位置し、「空き店舗にするのは惜しい」と所有者の出貝三男さん(76)に賃貸を提案、了承を得た。

 店舗を改装し、5月にオープンする予定。「かけ」「ざる」「きつね」「しょうゆ」などの定番メニューと、天ぷら、いなりずしなどを提供する(価格は検討中)。当初、地場産小麦のうどんは限定商品とし、生産量が増えれば拡大する考えだ。

 眞鍋さんは「大樹の小麦を発信するのが目的。第1号店が軌道に乗れば、町外でも店舗展開したい」と抱負。出貝さんは「若い人に店を受け継いでもらい、うれしい。うどんで大樹を盛り上げてほしい」と話している。

関連記事

苫小牧民報

地酒「あびら川」堪能 4年ぶり 新酒お披露目会

安平町早来地区で収穫した酒造好適米「彗(すい)星」で醸造した日本酒「あびら川」の新酒お披露目会が18日、町追分本町の追分ホテルわたなべで開かれた。お披露目会の開催は新型コロナウイルス感染症の影響で...

苫小牧民報

アイヌの伝統マキリを自作 飯島さん たたら製鉄法で 虎杖浜の砂鉄と木炭使..

白老町の白老民族芸能保存会理事の飯島宏之さん(40)=町竹浦=は、町内の砂鉄と木炭を使い、昔ながらの製鉄法でアイヌ民族伝統の小刀(マキリ)を作ることに取り組んでいる。夏までに3本を製作する考えで、...

十勝毎日新聞

忠類の森カフェ3月閉店 但馬さんへバトンタッチ【幕別】

 幕別町内の森カフェTomono(忠類東宝)が31日に閉店する。4月22日からは東京都出身で上川管内占冠村トマム在住の但馬望里(みのり)さん(26)が十勝に移住し、同地で「Cafe森の音こ(もりの...

十勝毎日新聞

柏葉高校1、2年8人 英検準1級合格 3年7人も【帯広】

 帯広柏葉高校の1、2年生8人が今年度の実用英語技能検定試験(英検)で準1級に合格した。それぞれ部活動や受験勉強に励みながら、大学中級程度レベルとされる難関を突破した。  合格したのは1年生の太...

十勝毎日新聞

大きい!!黒曜石 市児童会館で展示【帯広】

 帯広市児童会館(緑ケ丘2)で、手に触れて質感を体感できる「黒曜石の原石展示」が新たに見どころとして加わった。  黒曜石は十勝石の通称名でも呼ばれる。十勝出身で旭川市在住の志賀照雄氏から「故郷...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス