スキーで豪快に滑走するシーンを盛り込んだ動画を紹介する町職員

　【七飯】町は、冬季体験型コンテンツのＰＲ動画を制作し、町公式ユーチューブ「ななえちゃんねる」で１７日に公開を始めた。冬の七飯を舞台にスキーやスノーモービル、ワカサギ釣りなどのアクティビティー（屋外で行う体を使った活動）を楽しむシーンを盛り込み、町内外から人を呼び込むきっかけにしたい考え。

　アクティビティーに特化した動画制作は、昨年１０月下旬に公開した夏編に続くもので、撮影・制作を桜谷電設工業（北斗市）に委託した。函館にはない魅力として町内でできるアクティビティーに着目。夏編は２万２７５０回の再生回数がある。

　動画は１分３６秒で、函館七飯スノーパークでのスキーやスノーシュー、大沼合同遊船でのワカサギ釣りやスノーモービル、大沼交通でのスノーモービルやバナナボートについて、迫力ある映像で紹介。イベントとして、函館七飯スノーパークでたいまつ滑降するシーンも盛り込んだ。

　町は教育旅行の誘致、観光プロモーションに活用する考えで「次回は秋のアクティビティー動画を制作したい」（商工労働観光課）とする。

　同課の柴田和弘観光係長は「町民でさえ、大沼でできるアクティビティーを知らない人も多い。冬季は観光入り込み客数が減るので、冬に体験できるアクティビティーを通じ、町内外からの観光客誘致を強化したい」と意気込む。

　町のＳＮＳ（インスタグラム、ツイッター、フェイスブック）からも閲覧できる。二次元コード参照。問い合わせは同課（０１３８・６５・２５１７）へ。