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十勝毎日新聞

4世代「卯年」 面会制限緩和でそろって笑顔【幕別】

 幕別町在住の加藤愛子さん(47)に2月1日、孫の加藤星奈(せな)ちゃんが誕生した。自身に加え、母加藤洋子さん(72)、祖母岩田美智子さん(96)も卯(う)年生まれだけに、愛子さんは「私の子どもに卯年はいなかったが、孫が生まれて卯年の女性が4世代そろった。なんだか幸せになれるような気がする」と、えとの不思議な巡り合わせを喜んでいる。

特養で岩田さん(奥)とガラス越しながら面会し、勢ぞろいした卯年女性4世代。手前左から加藤洋子さん、星奈ちゃん、愛子さん

 愛子さんは帯広商工会議所青年部の前会長で着付け教室の講師を務める。生まれたばかりの星奈ちゃんは、愛子さんと同居する長男雄人さん(24)にとって初めての子ども。洋子さんも含めた3世帯が一緒に暮らしている。

 星奈ちゃんが生まれて1カ月半が過ぎた16日には、愛子さんら家族8人が岩田さんが入所している町内の特別養護老人ホーム札内寮を訪問した。

 新型コロナウイルス対策でこれまでは面会人数に制限があり、大人数で訪れたのは3年ぶり。ガラス越しながら玄孫(やしゃご、孫の孫)の星奈ちゃんと初めて対面した岩田さんは「あらまあ、かわいいね。みんなに会えて良かった」とうれしそうだった。

 洋子さんは「コロナ禍で面会制限が3年間続き、母はずっと寂しい思いをしていたはず。玄孫の顔を見て元気になってほしい」とし「今後は窓ガラスなしで直接会いたい」とより親密な家族の交流を望んでいた。

 岩田さんが以前縫った着物を着て訪れた愛子さんは「卯年の私はニンジンが好きだけど、母は嫌い。でも私も母も元気だった頃の祖母もウサギのようにフットワークが軽いところは似ているかも」と笑う。

 「おばあちゃんには100歳を目指してほしい。それぞれも元気で活動的に過ごせれば」と愛子さん。年女4人の健やかな未来に期待を寄せていた。

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